Windowsアプリケーション版

本ページでは,Windowsのデスクトップアプリケーションがダウンロードできます.

本システムを利用する際には,.NET Framework 4.0およびMecabのインストールが必要です..NET Framework 4.0およびMecabがインストールされていない場合は,以下の手順に従って各ソフトウェアをインストールしてください.

ダウンロード

以下からダウンロードできます.

更新日主な修正点ダウンロード
2014-01-09NEW! ・β版リリース ダウンロード

インストール方法

  1. .NET Framework 4.0がインストールされていない場合,.NET Framework 4.0のWebページから,インストーラをダウンロードしてください.
  2. Mecabがインストールされていない場合,MecabのWebページから,「Binary package for MS-Windows」をダウンロードしてください.
  3. 各インストーラの指示に従って,.NET Framework 4.0およびMecabをインストールしてください.
    (※Mecabのインストール時,文字エンコードは「Shift JIS」を選択してください)
  4. MAinNLPをダウンロードしてください.
  5. ダウンロードしたZIPファイルを解凍してください.

利用方法

解凍したフォルダの中にある,「MAinNLP.exe」を実行すると,システムが起動します.

テキストの解析

まず,テキストエリア(下図 B)に解析したいテキストを入力します.
実行ボタン(下図 A)を押すと,解析が始まります.
解析結果は,解析結果表示エリア(下図 C)に表示されます.

システム画面

出力項目の編集

本システムの解析によって抽出・出力可能な項目は,以下の10項目です.
  • 日付
  • 医院
  • 症状
  • 症状の類似表現
  • MedDRA
  • ICDコード
  • ICPCコード
  • 投薬
  • 薬品該当表現
  • 薬品一般名
下図 Dのチェックボックスでチェックした項目が,解析結果表示エリアに出力されるため, 不必要な項目のチェックを外すと,必要な項目のみ出力することができます.

システム画面

解析結果の保存

本システムで解析した結果は,タブ区切りテキスト(tsvファイル)または カンマ区切りテキスト(csvファイル)として保存することができます.
解析後,保存ボタン(下図 E)を押すと,ファイル保存ダイアログが表示されます. ファイル名を入力し,ファイルの種類を選択して「保存」を押すと,ファイルが生成されます.

システム画面

解析用コーパスの変更

本システムでは,2種類の学習用コーパス (患者文書をもとにしたコーパスおよび医師文書をもとにしたコーパス)を用意しています. 利用するコーパスは,下図 Fのラジオボタンで変更することができます.

コード付与用辞書の変更

本システムでは,テキストから抽出した症状に対し,ICDコード,ICPCコードを出力しますが, コードを付与するための辞書は,システムで用意している辞書だけでなく, ユーザの作成した辞書を使うこともできます.
利用する辞書は,下図 Gのラジオボタンで変更することができます.

コード付与用辞書の編集

コード付与用辞書として「ユーザ作成辞書」を選択した際に読み込まれるファイルは, 実行ファイル(MAinNLP.exe)と同じフォルダにある,「userDict.txt」です. このファイルを編集することで,出力するコードをカスタマイズできます.
userDict.txtは,タブ区切りテキストとなっており,以下のような順で保存されています.

症状名<タブ>MedDRA<タブ>ICDコード<タブ>ICPCコード

同様の形式で,1行につき1症状のデータを入力して保存すると,システム上で利用できるようになります. なお,保存する際の文字コードはUTF-8としてください. システム画面


動作環境

OS
  • Windows XP※
  • Windows 7
  • Windows 8

※Windows 7のXPモードにて動作確認しています.